健康ブームであるこのご時世、自宅でストレッチやヨガを始める人も増えています。
しかし、間違った方法で逆に身体を痛めてしまったり、いまいち効果が出ずに辞めてしまう人が多いのが現状です。
呼吸に合わせてストレッチをすると安全に行え、且つ効果が得られやすくなります。
また呼吸法を覚えることでリラックスしやすくなり、自律神経を整えることもできます。
ストレッチだけでなくトレーニングでも呼吸に合わせて行うようにしましょう!
呼吸に合わせてストレッチを行った方が良い理由
深呼吸(腹式呼吸)を行うことでリラックスしやすくなり、筋肉も緊張状態から緩むのでストレッチをした時に筋肉も伸びやすい状態になります。
また息をこらえることで血圧上昇など心臓への負荷がかかりやすくなるので、呼吸に合わせることでより安全に行うことができます。
血液循環も良くなり、首こり・肩こり改善や疲労回復への手助けになります。
呼吸法のポイント
「鼻で息を吸って、口をすぼませながら吐く」
呼吸はできるだけゆっくり行うようにしましょう。
※早い呼吸は交感神経優位となり、筋肉も緊張しやすくなってしまいます。
どうしても浅い呼吸になりがちな方は、まず呼吸法の練習をしてからストレッチに合わせていくことをおすすめします。
呼吸に合わせたストレッチ法の紹介
太ももの後ろを伸ばすストレッチ
(1)床に座り、片足を前に出します。
(2)鼻で息を吸って、息を吐きながら前屈していきます。
(3)息を吐ききったら、息を吸いながら少しだけ上体を起こし、再び息を吐きながら前屈します。
(4)これを3~5回繰り返します。
肩甲骨周りをほぐすストレッチ
(1)後ろで手を組み、手の甲を後ろに向けます。
(2)鼻で息を吸って、息を吐きながら肩甲骨を寄せ、組んでいる手を引き上げていきます。
(3)息を吐ききったら、息を吸いながら力を抜き、再び息を吐きながら肩甲骨を寄せていきます。
(4)同様に3~5回繰り返します。
終わりに
呼吸に合わせながらストレッチをすることで即時的に効果を出すことができます。
伸ばしたまま30秒以上キープするストレッチ法でも問題はありませんが、とにかく呼吸を止めずにストレッチすることが重要です。
呼吸の深さやタイミングは個人差があるので、ご自身が楽に行える方法で是非行ってみて下さい。
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