「ストレッチを頑張ってやっているけれど、なかなか効果が出ない・・・」
「どれぐらいストレッチをすれば結果が出てくるの?」
こんなお悩みありませんか?
人によって柔軟性は違い、子供の時から硬さがあった方、仕事を始めてからだんだん硬さが出てきたなど柔軟性も環境やライフスタイルにより変化します。
今回は「誰でもストレッチで効果を出す」ために必要なポイントをご紹介していきます。
柔軟性が悪くなる原因
デスクワークやスマホの見過ぎ
現代では1日6時間以上デスクワークをしたり、自宅でスマホやゲーム、テレビなど画面をじっと見つめる機会が多くなっています。
するとだんだん前かがみの姿勢をとり、自然と猫背姿勢でい続けてしまいます。
前かがみが続くと頭の位置が前に移動し、頭が前にいかないように支える肩甲骨周りの筋肉や首回りの筋肉がだんだん硬くなり柔軟性が下がります。
運動不足・体型の変化
一生懸命仕事をしていると運動を行う暇もなく、いつも間にか体重が増えたり動くことが少なく筋肉が減ってしまったという方はとても多いです。
1日トータルでも歩く距離も短く、ほとんど動かないでいると徐々に筋力も弱くなり、身体をまっすぐ支える筋力も落ちてきてしまいます。
姿勢や動きの癖
座るとつい足を組む。なんてことありませんか?
その後猫背や反り腰といった姿勢が著明にみられるようになり、場合によっては肩こり・腰痛を抱える状態になってしまいます。
足を組んだり、机に肘をついたり、壁に寄りかかったりと人によって休む姿勢やとりやすい姿勢がありますが、それが癖になると徐々に身体の筋肉のバランスが崩れたり、骨や関節が歪むことがあります。
普段の癖なので自分では気づきにくいため、他人から言われて気づく場面が多いです。
環境面
自宅にソファーや寝そべるクッションがある家庭が多いですが、実はソファーなどに座っている姿勢をみると背中が丸くなっていたり、頭が前に位置していたりします。
便利が故に姿勢も崩れやすくなるため、楽な姿勢をとりすぎるとまっすぐに姿勢を保つための筋力が弱ってきてしまうため注意が必要です。
ストレッチで効果が出ない原因
ストレッチのフォームが正しくない
ストレッチを一生懸命行っていても、正しいフォームで行っていないと伸びやすい筋肉が優先的に伸びてしまうため目的の筋肉が思ったより伸ばせていない・・ということがあります。
また息ごらえをしたり勢いで伸ばすようなストレッチも逆に力が入ってしまいうまく伸ばせません。
フォームを間違えて行うと、関節や筋肉に痛みが出てしまうことがあるので注意が必要です。
一部の筋肉だけストレッチしている
体の硬さを感じるところだけをストレッチしている方が多いと思いますが、実はその筋肉は筋膜を通して全身で繋がっています。
そのため他の筋肉にも硬さがあると、なかなか筋肉の伸びも感じずらくなります。
ストレッチの頻度が少ない
ストレッチは毎日コツコツ行っていくのが望ましいですが、だんだんサボりがちになり週に1〜2回になってくると、普段の姿勢の癖である時間が長く、なかなか効果は出にくいです。
またストレッチの始めたての頃は特に筋肉が縮まろうとする習性があり伸びも定着しにくく、間隔があいてしまうとなかなか筋肉も伸びてこないです。
ストレッチの効果を早く出すポイント
ストレッチの効果は正しいフォーム×頻度×時間で決まります。
まずは伸ばしたい筋肉を伸ばすため他の筋肉が影響しないよう姿勢を整えます。
例えば、
もも後ろを伸ばしたい場合は、片方の足ずつで骨盤は立てたまま息を吐きながら前屈するなど。
フォームによって効果は全く違います。
また1日15分でもストレッチの時間を確保するようにして、始めのうちはできるだけ1日に2回以上ストレッチをする時間を作ると良いです(朝、晩など)。
そして毎日ストレッチを定着させることで徐々に筋肉も伸ばされてきます。
さらに効果を出したい場合は、伸ばしたい筋肉と同じライン(後ろならば太もも裏・背中・ふくらはぎのライン)を伸ばすことでより早く効果を出すことができます。
まとめ
ストレッチはパフォーマンスや怪我予防だけでなく、長年の姿勢や動きに関係し健康寿命を延ばすメリットがあります。
体の硬さを実感した時には姿勢はすでに今までとは異なってしまっている状態なので、まずは自分の姿勢や柔軟性を確認して、少しずつでもコツコツとストレッチを行うようにしていきましょう。
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